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■ ポーラ・コレクションー香りを彩るー古代の香り、西欧の香水、日本の香

ポーラミュージアムアネックスでは7月21日〜8月27日まで、「香りを彩るー古代の香り、西欧の香水、日本の香」と題してポーラ・コレクションの「香りのうつわ」を紹する展覧会が開催中です。ちょっとご紹介が遅くなってしまいましたが、まだ1週間ありますので、銀座にお越しの折りには立ち寄ってみてください。

以下はHPよりの内容の解説文の引用です。

現代では化粧やファッションをはじめ、アロマテラピーなど生活の一部となって楽しまれている香り。その歴史は古く、いまから4000年以上前にまでさかのぼるといわれています。古代地中海世界では、その希少性からごく一部の限られた人々が小さな香油瓶や香油壺に収められた香りを使用していました。コア・ガラスという古代ガラスの技法で作られたガラス製香油瓶をはじめ、陶器や青銅器の香油壺はどれも手のひらにおさまってしまうような小さなものです。陶器製の香油壺にはシカやハリネズミなどの動物を象ったものもあります。

時代が下って19世紀。アール・ヌーヴォーの代表作家エミール・ガレは芸術性の高い香水瓶の制作を行っています。ヨーロッパでは19世紀から20世紀にかけて科学技術が飛躍的に発達し、それまで貴重品だった香水の使用が徐々に一般化していきました。現在に続く有名香水メーカーが設立されたのもこの時代です。そしてガラスという素材のもつ、揮発を防ぐ気密性、アルコールや精油にも反応しない安定性と、なにより加工技術の進歩による造形性が注目され、前世紀に主流だった硬質磁器に代わって、ガラス製の香水瓶が大部分を占めるようになりました。すでに宝飾デザイナーとして活躍していたルネ・ラリックはコティ社をはじめ数多くのメーカーの香水瓶を手掛けています。

一方、日本へは仏教とともに香りの文化が伝来したと言われています。香りを使用できたのは西洋と同じく上流階級の人々でした。室町時代になると、日本独自の香りの芸術「香道」が成立します。これに伴って香箱や香合は本来の香を収納する役目から次第に装飾性の高い美術工芸的なものが増えていったと考えられています。

このたび西洋と日本、独自に発展してきた「香り」の文化を、ポーラ・コレクションの「香りのうつわ」でご紹介します。併せて、江戸時代に化粧水や香りの抽出にも使われた蘭引や1960年代にポーラ化粧品で実際に香水の調合に使っていた調香台なども展示します。華やかな「うつわ」で彩られた香りの世界をお楽しみ下さい。会期中、毎週土曜日には香りに関連した講座「香りをつくる・香りに親しむ」を開催します。香水・香・ハーブと、日本・西洋それぞれに発展した香りの世界を体験していただけます。 

ポーラ ミュージアム アネックス
時間 10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで
参加費 入場無料 ※入館時間は閉館の30分前まで
会場 ポーラ ミュージアム アネックス
中央区銀座1-7-7
Tel:03-3563-5501
Fax:03-5250-4670
主催 POLA
協力 多摩美術大学グラフィックデザイン科
(有)スペースプランニング


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