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■嗅覚異常で認知症の早期発見?

専門家によると、アルツハイマーやパーキンソン病などで認知症が始まる前に、 嗅覚異常をきたす患者が多いことが知られていました。

嗅覚の異常はアルツハイ マーやパーキンソン病の発症より数年早く始まる。 最近は嗅覚の鋭敏さを測定するスニッフマグニチュード・テスト(嗅覚検査装 置)が開発され、患者の嗅覚の変化が正確に捕捉されるようになった。この装置 は臭気のあるガスを放出し、患者にかがせる。その臭気の強さや量で、患者の嗅 覚能力が測れる。

嗅覚が正常な患者は、悪臭がすればかぐのを抑えるが、嗅覚が異常な患者はかぎ続ける。 シンシナティ大学の生物学者R・ゲストランド氏らは、嗅覚テストによる患者の成績と患者の認知症の進行に、密接な関係があることを突き止めた。

ほかに、臭気をしみ込ませた紙をかがせる方法もある。 しかし、育った文化の違いで嗅覚には差が大きく、認知症以外の原因による嗅覚異常もあるので、この方法による認知症の早期発見はまだ改善の余地が大きいとの指摘もある。

(日刊ゲンダイ2007.12.26より)





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